ーーこの記事は、ドラマファンのための聖地巡礼ガイドです。心を震わせる最終回、あの感動をもう一度味わいたい方へーー
いつもと違う視点で楽しむ韓国ドラマ聖地巡礼。『暴君のシェフ』のラストシーンでは、意外なもう一つのロケ地が使われていました。今回は、ファンなら絶対に知っておきたい“隠れスポット”をご紹介します。

『暴君のシェフ』最終回で、ジヨンが現代に戻りお父さんに自宅まで送ってもらうシーンの家と、王様とピビンバを食べるあの感動のシーンの家——実は両方とも同じ家のように見えますが、実はまったく別のロケ地が使われています!
『暴君のシェフ』ラストシーン、もう一つのロケ地
『暴君のシェフ』のラストシーン、もう一つのロケ地はソウルの中心、観光地からも程近い場所で撮影されました。
ロケ地場所:ウンギョン古宅(雲耕古宅/운경고택)
ロケ地住所:ソウル市 鍾路区 社稷洞 1-57


2つの部屋の共通点
ジヨンが現代に戻り帰宅した家と王様とピビンバを食べた家、どちらも伝統的な韓屋造りで趣があります。
ジヨンの家
ジヨンが帰宅し、部屋でWAVER(ドラマの中の検索サイト)でヨンヒ君を検索しているシーンや王様と再会したあと、ソルファスでメイクをするPPLまではここで撮影されています。
ドラマを観ながら、壁のアートに何か伏線が隠されてるんじゃないか⁉︎とか思ってましたが何もありませんでした笑





ピビンバを食べていた家
ジヨンがソルファスでメイクし終わり、王様に『ヨン熟手』と呼ばれた後、扉を開けて入ったキッチンは”ハムギョンル韓屋ステイ”です。
このシーンを何度も観ましたが、ロケ地を調べるまで全然わかりませんでした笑
まさか2つのロケ地で撮影してたとは!!
感動的なラストシーンなのでぜひ2ヵ所、巡ってほしいです♪


アクセス方法
- 最寄駅からのアクセス
最寄駅は地下鉄3号線 景福宮駅になります。
景福宮駅1番出口から徒歩約10分で行けるので、この時期は散歩しながら行くのもいいですね。
ドラマでの舞台、ポンドク宮が景福宮だと思うと、景福宮の観光もしてドラマの気分に浸りながら、3号線に乗って恩平韓屋村まで行くロケ地巡りもいいですね♡

- 徒歩での行き方
景福宮駅1番出口から徒歩で約10分かかります。

1番出口を出たらそのまままっすぐ歩き、現代自動車、セマウル金庫を通り過ぎた先にあるCU(コンビニ)前の信号を左に渡り、社稷公園(サジク公園)側に行きます。


そのまままっすぐ歩き、社稷公園(サジク公園)を通り過ぎたら信号を渡ります。

右に曲がって少し坂を上るとウンギョン古宅に着きます。

到着!!!

ウンギョン古宅の観覧方法
ここウンギョン古宅は普段は公開していないため、中を観覧したい場合は、ここで開催される企画イベントに参加し入場してください。

※2025年10月現在の情報では、11月1日(土)〜11月8日(土)まで展示イベントがあるそうです。
〈雲耕美感2025ふたたび、開かれる〉一般展示観覧
日時:2025年11月1日(土)〜11月8日(土)
休館:11月3日(月)
回別時間:10時、11時30分、14時、15時30分
(1回あたり1時間20分観覧/事前予約制)
観覧料:25,000ウォン(ギフト込み)
※詳細は直接、雲耕古宅に問い合わせしてください


まとめ
この記事では『暴君のシェフ』ラストシーンのもう一つのロケ地、について紹介しました。
2つの家がドラマ上で巧みに“同じ場所”として描かれていたことで、物語への没入感がより一層高まりました。
実際に足を運んでみると、それぞれ異なる魅力があり、撮影現場の工夫やロケ地選びの奥深さを実感できます。
韓国ドラマの世界観を体験したい方は、2つのロケ地巡りをぜひ旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか。
韓国一人旅を応援するChocolat Koreaでした。